
こんにちは!番場FP事務所の番場です!
本日から「長期」「積立」「分散」投資による資産形成においてとても重要な、
インデックス投資について、回数をわけてお話したいと思います。
今回は、インデックス投資の仕組みや投資方法の基本についてお話したいと思います。
インデックス投資とは
まずは、インデックス投資の仕組みについてお話したいと思います。
インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、S&P500のような指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資方法です。例えば、日経平均が10%上昇したら、自分の資産も10%上昇するように目指す方法ですね。
インデックス(指数)とは
では次に、「そもそもインデックスとは?」ということについてお話ししたいと思います。
インデックス(指数)とは、一言で言うと、「市場全体や特定のグループの平均を表す数値」のことです。
例えば、ニュースでみなさんもよく耳にする日経平均株価という、日本を代表するインデックスがあります。
このインデックスは、東証一部に上場している中でも日本の経済に特に大きな影響を与えている、ファーストリテイリングやトヨタなど225の企業の株価の平均値」となります。
また米国では、ニュースで日経平均と一緒に耳にするダウ平均や、S&P500指数というものがあります。
例えばS&P500指数は、アップルやAmazonなどのアメリカを代表する500の企業で構成されていて、アメリカの経済の動向を表す重要な指数となっています。
指数の計算方法はおもに、「株価平均型」と「時価総額平均型」に分けられます。
「株価平均型」は株価を足し合わせて銘柄数で割った数値です。
日経平均や米国のダウ平均がこの「株価平均型」となります。
「時価総額平均型」はグループの銘柄の時価総額合計を、基準とする時点の時価総額で割って算出します。
TOPIXや米国のS&P500が「時価総額平均型」となります。
また、インデックスはさまざまなグループ分けがあります。
先ほど例にあげた日経平均やS&P500指数のように、国を代表する株式市場の動きを表しているものもあれば、世界全体や大陸などの地域でグループ分けされたインデックスもあります。
さらには、株価以外にも、債券や不動産などの市場動向を表すインデックスがあります。
これらの指数を合計すると、インデックスの種類はなんと世界中で1万種類以上もあります。
たくさんの指数がありますが、資産形成に向いてる指数に連動する投資は限られています。長期・積立・分散投資の中心となるのは、米国市場を含めた先進国、中国やインドなどの新興国、世界市場全体などのインデックスです。
インデックス投資と資産形成
インデックスが市場平均を表す、ということについてはなんとなくイメージできましたでしょうか?
インデックスに投資するということは、日本市場や米国市場、世界市場全体を構成している、たくさんの企業の株に分散投資するということになります。
では、なぜその投資方法が、長期の資産形成において有効な手段となるのでしょうか?
その理由は、実に数多くあり、残念ながらこの記事ですべてをお話しすることはできません。
ですので、今回は特に重要なポイントを3つ挙げたいと思います。
そのポイントは、
1.長期投資による市場の平均回帰性効果で、安定したリターンが期待できる。
2.運用コストが低い
3.長期運用の世界では、ほとんどのプロがインデックス(平均点)に勝てない
ということです。
この3つのポイントについては、また別の機会に詳しく解説したいと思います。
まとめ
・インデックス投資は平均点を目指す投資方法。
・インデックス(指数)はたくさんあり、経済状況を確認するための目安となる。
・インデックス投資は低コストで買え、長期的にはプロを上回る安定した運用成績を出せる。
最後までお読みいただきありがとうございます。