世界をまるごと買える?!インデックス投資の具体的方法とは?

こんにちは!番場FP事務所の番場です!
本日は、「長期」「積立」「分散」投資の中心である、インデックス投資の具体的方法についてお話したいと思います。
そもそもインデックスがよくわからないという方は、資産形成の第一歩!インデックス投資とはで詳しく解説しているので、ぜひ読んでみて下さい。

インデックス投資の方法

インデックス投資の方法は、
米国や日本などの株式市場を代表する、S&P500や日経平均、TOPIXなどのインデックスに連動した投資信託に投資する
ということです。

これらのインデックスに連動する投資信託に投資すれば、米国や日本の株式市場の平均リターンを期待できます。
さらにインデックス投資信託には、世界の株式市場に連動した商品もあります。

パソコン画面
代表的な指数としては、
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスや、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスなどがあります。

MEMO

・MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスとは?
MSCI社が提供している世界約70か国の株式指数のことで、大型、中型株の約2,400銘柄で構成されおり、
各国の時価総額のそれぞれ約85%をカバーしています。

・FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは?
FTSE社が提供している世界約47か国の株式指数のことで、小型株も含む世界中の約7,400銘柄で構成されており、なんと全世界の株式市場時価総額の約98%をカバーしています。

そして、国や世界全体の市場に幅広く投資するインデックス投資を、長期にわたり積み立てることが、私たちが資産を形成していくとても重要な投資方法となります。
しかし、これから投資を検討している方は、ここでこんな疑問点がでませんか?

そもそも1つの有名な企業株を買うのにまとまった資金が必要なのに、全世界の株式市場を買うなんて個人投資家では不可能じゃないのか?

という疑問です。

確かに、トヨタの株のみを買おうとしても、最低約80万円くらいの資金が必要です。(2020.2月現在)

そしてそれらの世界的な有名企業株をたくさん買うには、想像を絶する資金が必要となりますし、そもそもその資金があれば積立投資自体が不要となりますよね。

しかし、それを可能にするのが、先ほどから取り上げている、「投資信託」という商品です。
※投資信託についてご存知の方は、次の「投資信託とは」は読み飛ばして下さい

投資信託とは

投資信託は、様々な企業の株や債券などを詰め合わせ、一つの商品として販売している投資商品のことです。

例えるなら、色々な果物が入ったフルーツバスケットのようなイメージですね。

仕組みを簡単に説明します。
投資信託は、たくさんの投資家からお金を集め、そのお金をひとつの大きな資金としてまとめます。

そのまとめた資金を、運用の専門家がさまざまな投資先を選んで運用します。

そして、運用によって得た利益を、お金を出した投資家みんなで分け合います。

シェア
そのため、1人では買えない銘柄にも少額から投資できる仕組みとなっています。
ですから、投資信託であれば、インデックスに合わせてたくさんの銘柄を購入できるというわけです。

現在投資信託は100円から購入可能なので、100円でアップルやトヨタなどの企業に投資できちゃうわけですね。

MEMO

投資信託は、現在6,000本以上販売されています。
しかし、9割近くの商品は残念ながらおススメできません。
番場FP事務所のブログでは、その理由や、資産形成において選ぶべき投資信託について、

随時解説していきたいと思います。

まとめ

本日のまとめ

インデックスに連動した投資信託を購入すれば、インデックス投資ができる。
投資信託の種類は6,000本以上あるが、資産形成に有効な投資信託は少数。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。