インデックス投資とは?初心者にわかりやすく解説します。

こんにちは!番場FP事務所の番場です!
今回は、老後の資産形成においてとても重要な、「インデックス投資」の仕組みと特徴について、わかりやすく解説します。


タシロ君タシロ君

インデックス投資ですか。最近snsなんかでよく目にしますが、流行りの投資なんですか?


番場

そうだね。つみたてNISAやiDeCoが少しずつ広まってきて、ネット証券が台頭してきてから、注目されるようになったね。


番場

ただ、インデックス投資自体は、40年以上前からある投資手法なんだよ。


タシロ君タシロ君

そんなに前からある投資なんですね!




インデックス投資とは

インデックス投資とは、日経平均やTOPIX、ダウ平均やS&P500のようなインデックス(指数)と同じ値動きを目指す投資手法のことです。

タシロ君タシロ君

日経平均!よくニュースで見ます。今日の日経平均は~円です。みたいに、毎日報道されていますよね。


番場

そうだね。日経平均やTOPIXは、日々の経済の動きを確かめるための目安として、よく報道されているね。


タシロ君タシロ君

なるほど。インデックスって、意外に身近にあったんですね。

インデックス(指数)とは

インデックス(指数)とは、日本やアメリカ、または自動車産業や食品業など、国や業種などで分けたグループの株価の平均を知るための指標です。
例えば日経平均では、ユニクロを展開しているファーストリテイリング、ソフトバンクなどの、日本を代表する225の企業の平均を知ることができますし、

S&P500という指数では、Appleやマイクロソフトなどのアメリカを代表する500社の平均を知ることができます。

タシロ君タシロ君

なるほど。だからニュースで毎日のように報道されているんですね。


番場

インデックスは、細かく見るともう少し複雑な定義になるけど、まずは、シンプルに特定グループの「平均」という認識で大丈夫だよ。


タシロ君タシロ君

グループの「平均」ですね。なんとなくわかりました。

インデックス投資は資産形成の強い味方

インデックス投資は、資産形成をするための投資方法として、注目されています。
実際、政府が国民の資産形成を後押しするための制度である「つみたてNISA」でも、選べる投資商品のほとんどがインデックス投資となっています。
ここでは、なぜ資産形成にインデックス投資が良いとされているのか、その主な理由を2つあげます。


1.投資の世界では、長期間にわたってインデックスを超える成績を出すことが難しい。
2.手間がかからない。


では、それぞれ解説していきます。

1.投資の世界では長期間でインデックスを超える成績を出すことが難しい。

投資の世界では、投資のプロが日経平均やS&P500などのインデックスを基準にして、そのインデックスに勝つために日々投資をおこなっています。

番場

タシロ君。学校のテストでもよくクラスや学年での平均点が出て、それを目安に自分の成績を確認してたよね。


タシロ君タシロ君

そうですね。平均点より1点でも高い成績を出すために、がんばってましたよね。


番場

投資も、インデックスを目安にして少しでも平均以上の成績を出すために、投資のプロ達がたくさんの知識と経験を使って投資先を選んで、がんばっているんだよ。


番場

だけど、どんな優秀なプロががんばったとしても、長期間ではそのほとんどが平均以上の成績を出せていないんだ。



ファンドデータ

年間成績では約6割のマネージャーが市場平均を下回る(図1-1)。10年では7割、20年では8割のマネージャーが市場に負けている。

上記はインデックス投資の名著「敗者のゲーム」の引用です。
※マネージャーとは、「ファンドマネージャー」のことで、いわゆる投資のプロのことです。
このデータを見ると、プロは短い期間では平均に勝つことができていますが、長期間では平均にほとんど勝てていないことがわかります。
著内では、その理由が投資の歴史や様々なデータと共に記載されていますので、興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

タシロ君タシロ君

投資のプロでも、平均点以上の成績を出すのは、すごく難しいんですね。


番場

そうだね。だからこそ、個人が長期で資産形成をする方法として、インデックス投資が最も最良の方法と言われているんだ。

2.手間がかからない。

インデックス投資は、たくさんの企業の株や債券にまとめて投資できるため、手間や時間がかかりません。
通常、投資先を選ぶ場合は、投資したい企業の先行き見通しや経営状況、今の株価が高いか安いかなど、たくさんの分析をしなくてはいけません。
また、その分析にはとても多くの知識や経験を必要とします。
インデックス投資は、国や経済全体の成長に投資するの投資なので、1つ1つの企業の分析にたくさんの時間を使わずに始めることができます。

インデックス投資の注意点

番場

ここまでは、インデックス投資のメリットばかりを話してきたけど、ここからは、インデックス投資の注意点について話していくよ。

インデックス投資をしていれば誰でも必ずお金を増やせるわけではない。

このことは、特に最近の投資ブームで誤解されがちなところです。
最近投資を始めた方は、「インデックスにさえ投資していれば勝手にお金が増えていく」、「s&P500にさえ全力投資してればあとは何も考えなくていい」、と思っている人も少なくありません。
実際に私の客様の中にも、「とりあえずネット証券で口座開設してs&P500に積立投資すればOKですよね?」ということをおっしゃる方がいますが、長期の資産形成はそんなに簡単なことではありません。
例えば、米国のような投資環境が優れている国に分散投資したとしても、資産がずっと右肩上がりで上がっていくわけではありません。

このデータ見ると、米国株が何度も暴落をくりかえしていることがわかります。
例えば、2007年に起きた世界金融危機では、株価が約50%も暴落しています。

タシロ君タシロ君

50%ですか、米国株のみに全額投資していたら、資産が半分近くになってしまってたということですね。


タシロ君タシロ君

でも、結局株価は戻って、その後また順調に上がっていますから、上がるまで我慢すればいいんじゃないですか?


番場

そうだね。こうやって後になって結果を見れば、そう思うよね。


番場

ただ、世界金融危機の時、株価は約1年半近く下落しつづけて、そこから株価が戻るまでに約4年間もかかっているんだよ。


番場

そして、暴落の最中は、株価が一体いつまで下がり続けて、いつになったら回復するかは誰もわからない。


番場

その状況でも全く気にせず投資を続けられる人であれば、問題はないね。


タシロ君タシロ君

なるほど。もし自分だったら耐えられず投資をやめてしまうかもしれませんね。


番場

実際、世界金融危機ではたくさんの個人投資家が暴落に耐えられず投資をやめてしまっているんだよ。


番場

ただここ10年は、米国株はとても順調だし、コロナショックでの暴落では株価が1か月程度で回復して、そこから力強い上昇をしているから、今はみんなとても強気になっているんだ。


番場

だからこそ、投資資産の増減や、長期の暴落に自分がどれくらい耐えられるのか、という投資においてとても大事な「リスク許容度」が無視されていることが問題なんだよ。


タシロ君タシロ君

リスク許容度?初めて聞きました。


番場

リスク許容度とは、投資のリスクに耐える力という意味だけど、そこには投資の目的、貯蓄、年収、家族構成、ライフプラン、投資知識、本人の性格など、たくさんの要素で考える必要があるんだよ。


タシロ君タシロ君

そうなんですね。


番場

ちなみに、投資においてのリスクは、危険という意味ではないから、注意してね。


タシロ君タシロ君

えっそうなんですね。てっきり資産が無くなる危険性って意味だと思ってました。


番場

投資の世界でのリスクは、リターンの振れ幅のことだよ。


タシロ君タシロ君

リターンの振れ幅?


番場

簡単に言うと、投資対象の価格の動きの大きさのことだよ。

番場

上がったり下がったりの値動きが大きい資産はリスクが大きい資産と言われ、反対に値動きが小さい資産を、リスクが小さい資産というんだよ。


タシロ君タシロ君

そうだったんですね。


番場

自分のリスク許容度を無視した投資をした場合は、ほとんどの人が資産の下落に耐えられなくなって、結果的に途中で投資をやめてしまうっているんだ。




番場

だからこそ、自分のリスク許容度に合った資産形成計画を立てることが、重要なんだよ。


タシロ君タシロ君

つまり、しっかりとした計画と準備が必要ってことですね。


番場

その通り。

まとめ

今回は、インデックス投資の基礎的な仕組みと、資産形成における優位性と注意点について解説しました。
インデックス投資は、しっかりとしたライフプラン計画を立て、自身のリスク許容度に合わせて活用することが重要となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。